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研究テーマについて

本研究室でこれまで実施してきた研究テーマを紹介します。

リニアコライダー計画における Time Projection Chamber 開発研究

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世界最高最大の高エネルギー電子加速器「リニアコライダー」 を用いた素粒子物理学実験が、国際協力の下で計画されています。 電子と、その反物質である陽電子を衝突させることにより生じる新粒子を捕らえて、 その性質を探り、宇宙の起源に迫ります。生じた粒子の軌跡を測定する、 Time Projection Chamber (TPC) の検出器開発を行っています。本研究室では特に、読出し回路の開発に力を入れています。

ATLAS実験

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2013年から、ジュネーブのCERN研究所におけるATLAS実験に参加しています。 2012年にATLAS/CMS両実験にてヒッグス粒子が発見されましたが、 これは両実験が目指す物理研究の序章に過ぎません。 発見されたヒッグスは標準模型におけるヒッグスなのか等、 その性質の解明は緒に就いたばかりです。 また、標準模型を超える現象の本格的な探索は、 2015年から始まるLHC加速器の13-14TeV運転や、 その後の更なる高輝度運転へと委ねられるでしょう。 本研究室では、これらアップグレードにおいても重要となる、 ミュオントリガーの研究に取り組んでいます。

GEMを用いたエックス線イメージング装置の研究

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放射線を用いて生体などの内部構造を観察しようとする場合、被写体の放射線損傷を避けるため、出来るだけ線量を少なくすることが必要になってきます。人体の場合、年間に被爆してよい線量が決められていますが、だからといって規定の線量ぎりぎりまで浴びても良い、ということではなく、不必要な被爆は避け、「出来うる限り少ない被爆量で」というのが原則です。そこで私たちは、GEM (Gas Electron Multiplier) という多孔シートを用いて、エックス線から誘起された電子を増幅することにより、少ない線量でも高画質なエックス線撮影が行えるような、低被爆エックス線検出器の研究を行っています。

共同研究先:東京大学東京文化財研究所サイエナジー(株)
研究助成:立石科学技術振興財団 (H18〜H19), 独立行政法人科学技術振興機構 先端計測分析技術・機器開発事業 (H20〜H23), 日本学術振興会科学研究費補助金 (H20〜H23, H25〜H27)

米ブルックヘブン国立研究所における重イオン衝突実験PHENIXに参加

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宇宙誕生直後の「クォーク・グルーオン・プラズマ」と呼ばれる状態を再現しようと試みる、高エネルギー物理学実験に参加しています。長総大からは、測定器 の読出回路の開発において、大きく貢献しました。実験から、誕生直後の宇宙は液体であったとする、革新的な結果が得られ、日経サイエンス2006年8月号などでも紹介されました。


添付ファイル: fileATLAS.png 225件 [詳細] fileGEMFE2.png 224件 [詳細] fileGEMFE.jpg 533件 [詳細] fileFEDoS_img.jpg 562件 [詳細] filephenix_71x71.jpg 514件 [詳細] fileilc_img.gif 541件 [詳細]

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Last-modified: 2014-05-21 (水) 09:18:00 (1221d)